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役に立たない日々の日記

最近、あたらしく仕事を立ち上げるために奮闘中。日々の中で思うこと感じること見たことを綴ります。読書とお酒で構成された23歳

【いのちへ(にしだひろみ著)】

寒さもひとしお身にしみるころ、ふと懐かしい匂いがした。

冬の香りはいつかのちいさな思い出を連れてくる。

そんな幼いころの記憶に寄り添ってくれる一冊の本がある。

 

あの頃の自分が知りもしなかったことを教えてくれる本。

いつかは知ることになる感情を教えてくれる本。

 

『いのちへ ちいさなちいさな いのりのことば』

いのちへ ちいさなちいさな いのりのことば

 

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ちいさな手

 

私をひっぱる

ちいさな手

やわらかで懸命で

私のこころがぎゅっとなる

 

いつの日か

その手は

だれかを包み支えるのだろう

 

そしていつか

 

悲しみに震える時

悩み立ち尽くす時

幼い頃にその手を包んだ

幾多の手を

思い出せますように

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110ページの詩集に詰まった、愛情と苦悩。

幼い頃の私の記憶にはない、あの人の姿。

気づけないまま年を重ねることに恐怖を感じた。

 

今がどんな形であれ、この本を届けたいと想った。

 

 

 

いのちへ ちいさなちいさな いのりのことば

いのちへ ちいさなちいさな いのりのことば