役に立たない日々の日記

最近、あたらしく仕事を立ち上げるために奮闘中。日々の中で思うこと感じること見たことを綴ります。読書とお酒で構成された23歳

【狭き門 (アンドレ・ジッド著)】

今年は雪がよく降る1月中旬。 去年の春に読んだ本を思い出した。 こんなあらすじの物語 ------------------------------------ 物語の語り手であり主人公でもあるジェロームは、2歳年上の従姉であるアリサに恋心を抱く。アリサもまたジェロームを愛している…

いいことわるいこと

歳を重ねるごとに人はできることが増えて自由になるという人と歳を重ねるごとにできることは制限されるという人がいる。 前者は、年を重ねていく中で様々な経験を通して知識や知恵を身に着けることで、新しい価値観や発見、機会に出会うことができて楽しいと…

【白鯨 (ハーマン・メルヴィル)】

【白鯨 (ハーマン・メルヴィル)】 2016年に「白鯨との闘い」が映画化されたこともあり、名前を聞いたことがある人はいるだろうが「白鯨」を読み切った人はどのくらいいるのだろう。 和訳が古いせいもあるが、内容が非常に男臭く、ひとつ話が進むごとに入る…

【「心の時代」にモノを売る方法 (小阪 裕司著)】

2017年から起業・商売するにあたり調べた備忘録です。ここでは、どんなサービスや事業が求められていくのか、サービスとは関係ないようなことから核になる考えに近づいていきたいと思います。 【本ブログの目次】 僕らの考えるサービス・事業とは? この一冊…

【本の処方箋 】

“本には本の答えがある。” 本の処方箋という一風変わった本の診療所を1日だけ京都で開設した話である。 12月4日は、日曜日の午後からに開催された“本の処方箋” 今回の診療所の場所は、大垣書店本店 ギャラリー4F 北大路駅6番出口降りてすぐ。 診療所として…

【小川未明童話集 (小川未明著)】

心せわしい年の暮れ、この一年の自分の行いを振り返ってみよう。 なつかしいようでいて、あたらしいような 幼い頃の物語が今の自分を問いただしに来るような 大人になってから読み返すことをお勧めしたい本がある。 幼い頃に読み聞かせをされた本の一つ。 『…

【灯台へ (ヴァージニア・ウルフ著)】

枯葉舞い散る季節も終わるころ、年末の大掃除に向けてまずは本棚を整理してみる。 本の種類は様々だけど、やっぱり海外文学が本棚の大半を占拠している。 どれが好きかなんて聞かれても、どれもその時々の心情によるから、本に一番なんて言葉はないと思う。 …

【いのちへ(にしだひろみ著)】

寒さもひとしお身にしみるころ、ふと懐かしい匂いがした。 そんな幼いころの記憶に寄り添ってくれる一冊の本がある。