役に立たない日々の日記

最近、あたらしく仕事を立ち上げるために奮闘中。日々の中で思うこと感じること見たことを綴ります。読書とお酒で構成された23歳

book

【狭き門 (アンドレ・ジッド著)】

今年は雪がよく降る1月中旬。 去年の春に読んだ本を思い出した。 こんなあらすじの物語 ------------------------------------ 物語の語り手であり主人公でもあるジェロームは、2歳年上の従姉であるアリサに恋心を抱く。アリサもまたジェロームを愛している…

【白鯨 (ハーマン・メルヴィル)】

【白鯨 (ハーマン・メルヴィル)】 2016年に「白鯨との闘い」が映画化されたこともあり、名前を聞いたことがある人はいるだろうが「白鯨」を読み切った人はどのくらいいるのだろう。 和訳が古いせいもあるが、内容が非常に男臭く、ひとつ話が進むごとに入る…

【小川未明童話集 (小川未明著)】

心せわしい年の暮れ、この一年の自分の行いを振り返ってみよう。 なつかしいようでいて、あたらしいような 幼い頃の物語が今の自分を問いただしに来るような 大人になってから読み返すことをお勧めしたい本がある。 幼い頃に読み聞かせをされた本の一つ。 『…

【灯台へ (ヴァージニア・ウルフ著)】

枯葉舞い散る季節も終わるころ、年末の大掃除に向けてまずは本棚を整理してみる。 本の種類は様々だけど、やっぱり海外文学が本棚の大半を占拠している。 どれが好きかなんて聞かれても、どれもその時々の心情によるから、本に一番なんて言葉はないと思う。 …

【いのちへ(にしだひろみ著)】

寒さもひとしお身にしみるころ、ふと懐かしい匂いがした。 そんな幼いころの記憶に寄り添ってくれる一冊の本がある。