【本の処方箋 】
“本には本の答えがある。”
本の処方箋という一風変わった本の診療所を1日だけ京都で開設した話である。
12月4日は、日曜日の午後からに開催された“本の処方箋”
今回の診療所の場所は、大垣書店本店 ギャラリー4F 北大路駅6番出口降りてすぐ。
診療所としては、これから大人になる若者たちへ、今のあなたの”想い”が詰まった一冊に、メッセージを込めて、そして、今も変わらず何かに悩んでは立ち止まっているあなたには本の処方箋を受ける内容である。
目次について
- 自己紹介(今回のゲストでもある西田氏)
- 前半:本の処方箋と問診票&直観読みブックマーク
- 後半:西田さんの過去から現在について
- ハックツ:10代に届けたい本のシェア
- 最後に
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(自己紹介)
西田 卓司さん
ツルハシブックス~ジブン発掘本屋の劇団員。
人生のゴールデンウィークである20代を巻町(現西蒲区)で畑をやりながら過ごす。サンクチュアリ出版営業中に出会ったヴィレッジヴァンガード店長の一言に本屋さんの可能性を感じ、ツルハシブックスをオープン。現在は茨城県に移住しつつ、人生の悩みに本を処方する「本の処方箋」を不定期で開催している。
前半について(問診票)
本の処方箋を受ける前に下記の内容を問診票を記入します。
・かかりつけ医(いつも買っている本屋さん)
・最近読んでいる1冊
・もっとも自分の人生を変えた1冊
・最近、悩んでいること
記入ができれば、順番が呼ばれるまで、待機します。
いよいよ(本の処方箋)です。
本の処方箋は、西田さんとの1対1の面談形式である。
学校、仕事、プライベートなど悩みの種類は様々あり、
1人10分ほどの時間の中で自分自身の診断が進み、最後にスッキリしているのである。
少しだけ、その時のシーンを振り返る。
西田さん:問診票を見せてもらいますね.......
西田さん:人生を変えた本は●●●なんですね。
患者:そうなんです。転職やインターネットの可能性を知ったんです。それが起業するきっかけの1つにもなったんです。。。
西田さん: 最近の悩みが●●●書いてますけど???
患者:そうです、仕事でも人を受け入れすぎて...パンクしたというか...
西田さん: ...ありますよね。そんな時は、●●を、どういう風に思ってたんですか?
このように西田さんと一緒に悩んでもらい...
そういえば、こういう書籍ありますよと処方してもらったのである。
問診の中で、話した内容や状況を踏まえて、お互いの共感が生まれたときに1冊。
この1冊が処方箋となる。感情で表現するならば嬉しいである。
前半について(直観読みブックマーク)
本の処方箋を受けている間、待っているメンバーで少しワークショップ
今回は、直観読みブックマーク
直観読みブックマークとは、http://tyokkannyomibookmarker.info/(引用元)
実際にテーマを決めて、導き出されたブックマークたち。
直観だからこその楽しさがあります。
本の処方箋イベントを彩ってくれたお菓子とコメッこの藤川さん
藤川さんのお菓子は、米粉の素材で作るお菓子である。
クッキーは、星:シナモン・丸:ジンジャー・木:抹茶・スマイル:プレーン
タルトは、知恵の象徴であるリンゴ。
どちらも珈琲と紅茶に会うのである。
(プログラムに沿って:後半)
後半の部は、西田さんに、ツルハシブックス・ハックツについてお話を伺ったのである。
西田さんは、大学院卒業後にビール―メーカーに勤め、"〇〇ビール"をプロデュース。
その当時からある"想い"を抱きながら、営業に駆け巡る。
ある想いとは..."畑をしたい"
ビール会社を退社し....ある時に縁もあり、知合の子供の家庭教師をお願いされる事に...
その子の出会いが今後の人生の要素であることを現在から過去を振り返る1つの視点の持ち方やきっかけである事を聞く。
西田さんが、「当初は●●ようにしたいと考えていたが、実は、自分自身は、こうしたかったんだ」と俯瞰的に自分を見た時に、今の自分がやりたい事に気づいたとされる。
そこから....ツルハシブックスを誕生するのである。
少しテレビで放映された内容を。
「大人」が若い人たちに読んでもらいたいと寄贈した本を暗闇の中で10代が見つけるという一風変わった本屋さんである。
寄贈された本にはお薦めの理由などをつづった手書きのメッセージが添えられている。
参照:暗やみ本屋ハックツとは?
10代に届けたい本の紹介とメッセージ記入
生きてきた時間や経験を投影することもあり、真剣に考えメッセージを作成中。
これらのメッセージは、千林のハックツプロジェクトに寄贈され、大阪の千林の10代たちが出会うかもしれません。
寄贈された書籍紹介
最後に・・・
本という自分自身が好きであり・好意をいだく行動に、自分と向き合うキッカケが含んでいる。その機会を見つけて、自分自身を楽しませ、嬉しい気持ちにする方法や流れを体験してもいいのではないかと思います。そんな自分に対する人生の栄養の与え方を学んだ気がします。