役に立たない日々の日記

最近、あたらしく仕事を立ち上げるために奮闘中。日々の中で思うこと感じること見たことを綴ります。読書とお酒で構成された23歳

いいことわるいこと

歳を重ねるごとに人はできることが増えて自由になるという人と歳を重ねるごとにできることは制限されるという人がいる。

 

前者は、年を重ねていく中で様々な経験を通して知識や知恵を身に着けることで、新しい価値観や発見、機会に出会うことができて楽しいという

 

後者は、年を重ねていくごとに様々な組織に所属したり現実を知っていくことで、いろんなことに縛り付けられ子供のころのように楽しめることはないという

 

子供のころは、毎日が遊びだった。かくれんぼや鬼ごっこ、缶蹴り、階段の高いところから飛び降りたり、友だちに膝カックンしたり、いたずらもたくさんした。そんな毎日が続くと信じていたし、早く大人になることを望んでもいた。

学校を上がるごとに遊びは変わって、自分でできることも行ける場所も増えた。大学生になってからは、新しい交友関係の中で新しい世界を知った。世界一周をする人もいれば、学生団体を立ち上げたり、企業にインターンシップをしたり、学生のうちにできる限りのことをしている人の情報がSNSを流れる度にどこか心細くなった。大学生活は人生最後の自由時間なんだと思ったりもした。

 

大人になる過程で少しずつ自由にはなるけど規制やルールも増えてくる。あきらめることが増えてくる。悪いことのダメージも大きくなる。辛い思いをたくさんしてやっとのことで幸せに出会える。

子どもの時に楽しかったことを大人になっても楽しめるわけではないだろう。楽しんで生きることを世間や周りの環境が簡単には許してくれないかもしれない。それでも、大人になっても自分というものが変わるわけではないと思う。笑い方や好みはきっと簡単には変わらない。何歳になっても同じような笑い方をするだろうし、幼心が出てくる時があるだろう。

 

今を生きることに躊躇して、今を生きることができているのか不安になる。

時間を惜しむことができるなら、時間を大切にすることができる。

 

大人になることがどういうことかなんて説明できないけれど、大人になっても自分は自分だと言うことはできる。昔よりも少しだけ落ち着きを知っただけで、少しだけ世の中のことを知っただけで、少しずつ無駄だと思うことを楽しむ能力を身に着けていくこと。

 

目の前の時間に不安を感じながらも

自分の成長を楽しみ、大人を楽しむ。

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成人式をはるか昔に感じつつ、

そんなことを考えながら大人になった私のたわ言。